Beme — Autumn Equinox Event
― 実りを味わい、手放す秋へ ―
01 — Living with the Cycle
みなさんは、「自然のリズム」を感じたことがありますか?
春夏秋冬—移り変わる季節の流れ。
月の満ち欠けや、星座の巡り…。
あなたも日々の中で、感じているかもしれませんね。
実は、この地球に生きるすべての生命は、この自然のリズムの中でさまざまな影響を受けながら暮らしています。
例えば…
秋になると、木々は葉を色づかせ、実りを結び、そっと葉を手放していきます。そして私たち人間もまた、日が短くなり涼しくなるこの季節には、自然と内側へ意識が向かい、これまでを振り返りたくなっていきます。
このように私たちは、知らず知らずのうちに自然のリズムとともに生きているのです。
遠い昔、人々は自然の変化を感じ取り、その流れと調和しながら暮らしていました。
しかし時代の変化とともに生活スタイルは大きく変わり、いつしか私たちは「自分も自然の一部である」という感覚を忘れがちになってしまいました。
実は、自然のリズムは私たちの内側にある「本来の自分のリズム」と深くつながっています。
無理に頑張り続けたり、自分の流れに逆らったりするよりも…
自然の巡りとともに、自分らしいリズムで軽やかに、心地よく生きていこう—
この巡り「オンライン講座」では、実際に、季節の節目に立ち止まることで、自然のサイクルを意識しながら、本来の自分のリズムを思い出し、その流れに寄り添いながら生きる感覚を育んでいきます。
そして今回は、「秋のエネルギー」の特徴や、私たちが受ける影響を知って、次の節目ポイントまでの時間を「どんな意識で過ごし、どんな流れに乗っていくのか?」をイメージしていきましょう。
02 — Where we are
一年は4つの節目で巡っている。
今わたしたちはどこにいるのだろう。
私たちが節目に立ったとき。
自然の流れと重ね合わせてみよう。
季節は途切れることなくつながり、一つひとつを積み重ねながら、一年というサイクルを巡っています。
そして私たちもまた、その自然のリズムの中で、季節ごとにさまざまなプロセスを経験しながら、自分自身のサイクルを育んでいます。
03 — The Autumn Equinox
昼と夜の長さがほぼ等しくなり、陰と陽のバランスも中庸(真ん中)へ向かう時期です。心と身体のバランスも整えやすく、自然と心地よさを感じやすい時でもあります。
また、秋分の日は、日本では古くから、ご先祖さまを供養し、感謝を伝える期間として大切にされてきました。
秋の豊かな実りに感謝し、自然の恵みや神仏の存在、そして家族との絆を思い出す時期でもあります。
04 — Autumn to Winter
Flow
秋分を境に、自然界では光の量が減り、「陰(静けさや休息)」のエネルギーへと移り変わっていきます。
外へ向かうことから、内側を見つめることへ。
少しずつ、そんな流れへ入っていきます。
05 — In Tune with Nature
Harvest
稲穂が黄金色に実り、栗や柿、どんぐりなどの木の実も成熟して、地面へ落ちていきます。
春に芽吹いたものが、夏のあいだにぐんぐんと成長し、秋には「実り」として姿を現す。
私たちにとっても秋は、
「ここまで育ててきたもの」「今ここにある実り」に目を向け感謝する季節です。
Letting Go
生い茂っていた葉が色づき、やがて木から離れて、地面へ落ちていきます。
木々が季節の流れの中で、葉を手放していくように。
私たちもこの時期に、
もう必要のなくなったものをそっと手放していく。
Clarity
秋雨の季節を迎え、しとしとと雨が降ることで、夏のあいだにこもっていた空気が入れ替わり、少しずつ空気の透明度も増していきます。
自然の空気が澄んでいくように。
私たちの心も、
少しずつ静かに、澄んでいく。
06 — Recommended Actions
思考も穏やかに、心が静かになりやすい秋。静かな場所で、「感じる時間」を過ごしてみるのもおすすめです。
自然に足を運んで、澄んだ空気をたくさん吸いこんでみたり。
風の音、
木々の色、
肌に触れる空気、
季節の香り、
空気の味。
五感をフルに開いて、「心と体が心地よさを感じ、自分が喜ぶ時間」を大切に過ごしてみましょう。
外へ向かっていたエネルギーが、少しずつ内側へ向かい、集中力が増す秋。ひとつのことに静かに集中する時間を楽しんでみてくださいね。
秋は、心のざわめきが静まり、自分の内側を見つめやすい季節です。呼吸や身体の感覚を感じながら、「今の自分」に意識を向けることで、瞑想が深まり、心の奥へ潜ることができます。
そんなきっかけにもなります。
Weekly Online Class
オンラインヨガクラス / 瞑想会
週に一回、開いています。1人だと続けにくい方も、みんなで「今ここ・自分へ還る、静かな時間」を過ごしませんか?
クラス・瞑想会について私たちの心の中にある「もう必要のない考え方」「いつの間にか身についた思い込み」「繰り返している思考パターン」。秋は、そんなものに気づいて、そっと手放していくのにもぴったりな季節。心のお掃除をして、すっきりと身軽になっていきましょう。
Personal Session
個人セッション
自分の思考のクセやパターンを見つけ、優しく手放していく方法をお伝えしながら、一緒に心のお掃除をしていくオンラインの個人セッションを行っています。ひとりでは難しい「手放し」を、マンツーマンでお手伝いさせてくださいね。
個人セッションについて心だけではなく、実際の暮らしの中にあるものも少し整理するのもおすすめです。
「これは今の私に必要かな?」と、ひとつひとつ見つめながら。これまで自分を支えてくれたものには「ありがとう」の気持ちを込めてお片付けをしてみましょう。
必要のなくなったものを手放すことで、空間にも、心にも、新しい余白が生まれてきます。
「手放すこと」は、
新しいものを迎えるための余白をつくること。
07 — Seasonal Care
獅子座で思い切り広げた、自己表現や熱いエネルギーを一度立ち止まって整理します。必要なものと、そうでないものを見分け、自分の力を現実の中で活かせる形へ。自分を整え、磨き、自分らしく役立てる準備をする時期。
「自分自身をどう整えるか」という「個人の視点」だったものが、「社会・他者」へと広がっていきます。自分はどうしたいか、だけではなく、「相手はどう感じている?」「私たちは、どうしたら心地よくいられる?」人との違いを知り、互いを尊重しながら調和していく。ここから、自分の中で育ててきたものを、人との関わりの中で活かしていく流れへ。
天秤座で人との調和を学んだあと、蠍座では、より深い関係性へ。広くたくさんの人と関わることから、本当に大切な人やものと深くつながっていく。表面的な関わりを越えて、心の奥にあるものを分かち合い、「ひとりではなく、誰かとともに」深いところでつながっていく時期へ。
深くひとつの世界に潜ったあと、射手座では、再び視野が大きく広がります。これまでの経験や、人との深いつながりから得たものを胸に、まだ見ぬ世界へ。新しい価値観に触れ、自分のコンフォートゾーンを超え、学び、旅をしながら、「自分の世界」をさらに大きく広げていきます。
射手座の自由な冒険から、山羊座の「現実を形にする」総決算のシーズンへ。この山羊座へ入る瞬間が、1年の中で最も夜が長い「冬至」です。射手座が「理想を追い求めてどこまでも飛んでいく矢」だったのに対し、山羊座は「その理想を、この地上で確実に形にする」ために、しっかりと大地に足をつけます。
12星座の大きな流れで見ると…
牡羊座〜乙女座では、
「自分を知り、育て、自分の力を蓄えていく」
そして秋分を境に、
「自分の中で育ててきたものを、人や社会の中で活かしていく」流れへ。
自分を整えることから、人と関わることへ。
自分のために育ててきたものを、誰かと分かち合うことへ。
「私はどう生きたい?」から、
「私は何を分かち合いたい?」へ。
そんなふうに、自分の世界が少しずつ外へひらいていきます。
意識がシフトしていく
自然界が、外へ広がる季節から、少しずつ内側へ向かう季節へ移り変わるように。私たちの身体もまた、外へ発散するモードから、内側にエネルギーを蓄えるモードへ。
中医学では、季節ごとに身体と自然の間にも深いつながりがあると考えます。季節の変化に合わせて、身体も少しずつ冬の準備をしていきます。
中医学では、秋は五臓の「肺」と関わりの深い季節とされています。秋が深まるにつれて空気が乾燥し、呼吸器や肌などにも乾燥の影響が出やすくなります。
空咳、喉の乾燥、肌や髪の乾燥、便秘など。中医学では、肺と皮膚や大腸にもつながりがあると考えられています。
白きくらげ、れんこん、梨、大根、豆腐、百合根など。中医学では「白」は肺と関わりが深い色とされ、これらの食材を秋の養生に取り入れることがあります。
秋は、激しく汗をかくような運動よりも、身体を心地よく動かし、じんわり温まる程度の運動がおすすめ。ヨガやウォーキングなどで、呼吸を感じながら身体を整えていきましょう。
立冬を過ぎると、自然界はいよいよ本格的な冬へ。中医学では、冬は五臓の「腎」と関わりの深い季節とされています。腎は、生命力や成長・生殖などに関わる大切な場所と考えられています。冬は外へエネルギーを使うよりも、内側に力を蓄えることを大切にする季節。
黒豆、黒ごま、ひじきなどの黒い食材や、生姜、ねぎ、根菜など、身体を温める食材を取り入れてみましょう。
冬は、早めに休み、身体を冷やさないことを意識して。特にお腹や腰、足元を温かくして、身体の内側にあるエネルギーを大切に守っていきましょう。
「よく休み、身体を冷やさない。」
秋から冬へ向かうこの時期は、頑張って外へエネルギーを使うよりも、休むこと。温めること。蓄えること。を意識してみましょう。お腹や足元を温かくする。湯船につかる。早めに眠る。そんな小さな養生を重ねながら、身体も自然界の巡りに合わせて冬の準備をしていきましょう。
アーユルヴェーダでは、季節の変化によって、私たちの心と身体にもさまざまな影響があると考えます。
夏の暑さが落ち着き、秋分を過ぎると、空気の乾燥や冷たさが増していきます。アーユルヴェーダでは、こうした「乾燥・冷たさ・軽さ・動き」はヴァータの性質(風の性質)と重なると考えます。
ヴァータが乱れると、
などが起こりやすいとされています。
温める・潤す・ゆっくりする。特におすすめなのが、温めたオイルを使ったセルフマッサージ。足の裏やお腹などをやさしくマッサージしたり、湯船にゆっくり浸かったり。身体に「大丈夫だよ」と伝えるように、安心できる時間をつくってあげましょう。
冬へ近づくにつれて、冷えを感じる日も増えてきます。この時期は、身体を冷やさず、温かく滋養のある食事をとりながら、冬を迎える準備をしていきましょう。
アーユルヴェーダでは、冬は寒さから身体を守るために消化の力(アグニ)が高まりやすい季節と考えます。そのため、温かく消化しやすい食事をしっかりと味わうことも、冬の養生のひとつです。
この時期は、「温かい・潤いのある・滋養のあるもの」を意識してみましょう。
反対に、冷たい飲み物や冷たい食事、乾燥したものを摂りすぎないようにすることも意識してみましょう。
「何を食べるか」だけではなく、温かいものを、ゆっくり味わって食べる。それだけでも、身体にとって大切な養生になります。
「温かく、潤いを与え、規則正しく。」
秋から冬へ向かう身体を、外側からも内側からもやさしく包む。たくさん頑張って整えるのではなく、温める。潤す。休む。味わう。そんな小さな養生を重ねながら、自然の巡りとともに冬を迎えていきましょう。
チャクラの視点から見ると、この時期は特に第1チャクラ(ルートチャクラ)と第2チャクラ(サクラルチャクラ)を意識して、足元や身体の中心に意識を戻していくのがおすすめです。
「地に足をつけること」「安心して、自分の身体にいること」を大切にしていきましょう。
秋分を過ぎて「風」のエネルギーが強くなると、意識がフワフワと浮き立ち、不安や焦りを感じやすくなります。第1チャクラをケアすることで、地球としっかり繋がり、どっしりとした安心感を取り戻せます。
第2チャクラは、骨盤や下腹部のあたりに位置するとされ、生命力や感情、「感じること」や「楽しむこと」と深く関わる場所です。外へ向かっていたエネルギーを内側へ戻していくこの時期。お腹や骨盤まわりを温め、身体の感覚を丁寧に感じることで、自分の生命力や心地よさに意識を向けてみましょう。
身体を温め、満たし、感じる。
そんな時間を大切に。
「足元とお腹に意識を戻し、安心して自分に還る。」
頭で考えすぎてしまうとき。
未来のことが不安になったとき。
なんだか心が落ち着かないとき。
そんなときこそ、足裏を感じて、
お腹に手を当てて、ゆっくり呼吸してみる。
上へ上へと向かっていた意識を、
下へ、身体へ、今ここへ。
大地に根を張るように、自分の身体に戻ってくる。
それもまた、秋から冬へ向かう季節の中で
自分を整える「巡り」のひとつです。
さまざまな視点からこの季節を見てみると、それぞれの教えの中に、共通する特徴が浮かび上がってきます。
軽やかで流動的。そして、「乾燥」と「冷たさ」を伴うエネルギー。
風のエネルギーが高まるこの時期は、思考や情報、人との交流など、さまざまなものが活発に動きます。一方で、風が強まりすぎると、自然界の木々が乾燥して葉を落とすように、私たちの心もふわふわと浮つきやすくなります。考えが次々と浮かんだり、気持ちが落ち着かなかったり、不安や焦りを感じやすくなることも。
「地」のエネルギーでバランスをとる
大地に根を張るように、意識を「今ここ」に戻していく。
grounding — グラウンディング
取り入れてみよう easy action
「動き」を少し落ち着かせ、
地に足をつけること。
どっしりとした重さ、物事を固定し、蓄える力。そして「冷え」を伴うエネルギー。
外へと拡散していたエネルギーが少しずつ内側へ向かい、大地に深く根を下ろす「地」の力や、静かに蓄える「水」の力へと移っていきます。自然界が静けさを深め、次の季節に向けて力を蓄えるように、私たちも外へ向かうより、内側を整え、養うことが大切になる時期です。
「火」のエネルギーでバランスをとる
身体を温め、巡りを促す。内側にある炎を、静かに灯し続ける。
warmth — 温める
取り入れてみよう easy action
「冷え」と「重さ」に、
温かさと巡りを与える。
08 — This Season's Picks
秋分から冬至へ向かうこの時期は、意識を足元へ戻し、大地に根を張るような深く落ち着いた香りを取り入れるのもおすすめです。
大樹のような、深く落ち着いた香り。
静かな森の中にいるようなウッディな香りは、気持ちをゆっくり落ち着かせ、「今ここ」に意識を戻したいときに。足元に意識を向けて、深く呼吸をしながら香りを味わってみましょう。
じんわりと温かみを感じるスパイスの香り。
寒さを感じる季節に、身体を温めるような感覚を楽しみたいときにおすすめ。「なんだか元気が出ないな」というときにも、温かい香りを暮らしに取り入れてみましょう。
甘くスパイシーで、温かみのある香り。
秋から冬へ向かう季節に、心までほっとするような温かさを感じさせてくれます。
静かで神聖な、奥行きのある香り。
古くからさまざまな儀式にも使われてきた香りで、静かに呼吸を感じたり、瞑想の時間に取り入れるのにもおすすめです。
秋から冬へ向かうこの時期は、温かい飲みものをゆっくり味わうことそのものが、心と身体をほっとゆるめる時間になります。
ノンカフェインで、毎日の水分補給にも取り入れやすいハーブティー。大地を感じるような素朴な味わいで、温かいものをゆっくり飲みたいときにおすすめです。
季節の変わり目に、ハーブティーとして親しまれてきた植物。少しクセのある味わいなので、好みに合わせて他のハーブとブレンドしても。
チャイを思わせる、甘くスパイシーで温かみのある組み合わせ。冷えを感じる季節に、身体の内側からほっとするような温かさを味わいたいときにおすすめです。
2〜3杯分・約500ml
その日の体調や気分に合わせて、小さじ半分〜1杯ほどプラスしてみてください。
効果 アーユルヴェーダでは、はちみつはスパイスの成分を体の深部まで運ぶ「乗り物」の役割をします。中医学的にも「肺」を強烈に潤すため、秋の喉の乾燥や空咳に最高の組み合わせです。
注意 はちみつは熱に弱いため、白湯が50℃以下(飲んで熱すぎない程度)に冷めてから混ぜてください。
効果 優しい甘みが、秋の風(ヴァータ)による心のトゲトゲや焦りをピタッと鎮めてくれます。ほのかな苦味とコクがスパイスと合わさり、高級感のある味になります。
効果 インドの精製バター「ギー」を1〜2滴落とします。驚くほどコクが出て、乾燥した腸内を内側からコーティングして便通を滑らかにし、1日中冷えない体を作ります。